Sep 12, 2010

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 【トリポリ和田浩明】42年にわたる最高指導者カダフィ大佐の独裁体制が崩壊したリビア。半年間におよぶ反体制派との内戦に伴う死者は「3万人以上」(米外交官)にのぼり、ようやく終結に向かいつつある。だが、戦闘は24日夜(日本時間25日朝)も散発的に続き、首都住民は依然として不安定な治安と電気や水、ガソリン不足に悩みながら暮らしていた。

【写真で見る】リビア カダフィ体制、終焉へ

 「カチン」。乾いた音が響いた。24日午後に訪れた、首都トリポリ市内西部の高級住宅地にある邸宅。タイル張りの庭に音を立てて転がったのは、ひしゃげた銃弾だった。管理人のイスマイルさん(45)に話を聞いているさなか、落ちてきたのだ。

 「よくあることです」。イスマイルさんは苦笑いした。2月に民衆蜂起が始まって以来、どこからともなく落ちてきたという銃弾10発の「コレクション」を見せてくれた。機関銃から発射されたと見られる直径1センチを超える弾丸まであった。戦闘中の発砲や、トリポリ陥落後の祝砲の流れ弾と見られるという。

 カダフィ大佐は紛争中、反体制派に対抗するため一般住民にも武器を配った。銃器のまん延は今後、深刻な治安上の問題を引き起こしかねない。

 生活への不安も大きい。イスマイルさんが管理する邸宅では、反体制派の首都攻略作戦が始まった3日前から電気も水も供給が途絶している。市内の別地域の住民のアブドルサリムさんによると、不足した電力は地域ごとに輪番で供給されているが「いつ止まるか予測できない」。中心部に住むアフマドさん(32)は「電力も水も燃料も足りない」と嘆いた。

 かつては道をふさぐように多数の商人が店を出し、買い物客でにぎわっていた市内中心部の裏通りも、24日昼はまるでゴーストタウンのようだった。ホテルはどこも「閉鎖中」。一軒だけ開いていたスーパーは、品ぞろえこそ十分に見えたが買い物客が相次いで訪れ、水や缶詰などの保存食品を大量に買い込んでいた。「物価は紛争前の2〜3倍、ガソリンは30倍に上がった」と話す住民もいる。

 夜のとばりが下りると、市内に砲撃の鈍い音が響き始めた。30代の男性住民によると「カダフィ派と反体制派の戦闘は、まだ終わっていない」。上空には、カダフィ派への空爆を続けてきた北大西洋条約機構(NATO)主導の多国籍軍機らしい爆音も響く。「いつかは必ず元に戻る。それまでの辛抱だ」。アブドルサリムさんは自分に言い聞かせるように話した。


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 【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部は25日、国会南北関係発展特別委員会が申請した北朝鮮の開城工業団地訪問について、「時間を持って検討する」との方針を示し、承認しなかった。
 同部当局者は「金剛山地区内の(韓国側)資産を北朝鮮が処分すると発表するなど、現在の南北関係の状況と訪朝の承認が与える影響などが考慮された」と述べた。ただ、「26日の訪朝は認めなかったが、訪朝自体を不許可としたわけでない」と伝えた。訪朝を不許可にした場合に予想される波紋を懸念し、訪朝の承認を留保したものとみられる。
 同部は最近、南北の離散家族再会問題をめぐり、与党・ハンナラ党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表と対立している。訪朝が認められない場合、強力に対応する方針を明らかにしている同委員会の反応が注目される。
 同委員会は開城工業団地に進出している企業から意見を聴取するため、所属議員ら29人の訪朝を統一部に要請していた。
 統一部は北朝鮮の攻撃によるものとされる昨年3月の韓国海軍哨戒艦沈没事件を受け、入居企業関係者以外の開城工業団地訪問を厳格に制限してきた。

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(CNN) 国際宇宙ステーション(ISS)に物資を届ける予定だったロシアの無人宇宙貨物船プログレスが24日、シベリアに墜落した。

プログレスは現地時間24日午後7時にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。26日にISSにドッキングし、食料や医療品、実験器材など3.5トンの物資を届ける予定だった。

ロシア宇宙庁によれば、プログレスは打ち上げ直後に予定していたコースを外れ、規定の軌道に乗ることができずレーダーから姿を消した。エンジンシステムが異常な動作を起こして故障したのが原因とみられている。

同庁高官は、ロシアのインタファクス通信に対し、「ISSには十分な必需品のストックがあり、次のプログレス到着まで宇宙飛行士たちが困ることはないだろう。食べ物を節約する必要もないはずだ」と述べた。

次回のプログレス打ち上げは10月28日に予定されている。

専門家によれば、プログレスには30年の実績があり、打ち上げに失敗したのはこれが初めてだという。だがロシアは18日にも通信衛星「エクスプレスAM4」の打ち上げを失敗していた。

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